今回は、コーチングやカウンセリングの手法と、アクセスバーズ®︎(通称:脳デトックス)のセラピーを掛け合わせて、一人ひとりが本質から
僕のオリジナル個人セッション“ARCセッション”を受けてくださったOMさんが、セッションの後の現実の変化を報告してくれましたので、この場を借りてシェアします。
ご本人の了承をいただいています。OMさん、ありがとうございます!
僕は、セッションの時間を「自分の内面が世界を創っている」という視点を前提に、クライアントさんと関わらせていただいています。
今、自分を取り巻く状況は、実は自分が関与しているかもしれないと、良い意味で疑ってみるわけです。
変えてみたら、周りの人たちも今までとは全く違う言動をし始めて、悩みが消えたという話になります。
職場の雰囲気に付いて行けない
セッションが始まると、職場の雰囲気に自分が合わないと感じていると話し始められました。
何か自分だけ置いていかれている感じがして、居心地の悪さを感じていて、転職を考え始めたという状況でした。
OMさんは穏やかさを大切にしたいタイプです。癒し系というか。
一方で、同僚の皆さんは、まるでエサを目の前にぶら下げられた馬のような(笑)ガンガンと前に進んでいくタイプが揃っている様子でした。
職場からも「スピード感が大切」というメッセージがよく出るのだそうです。代表の方も「お馬さんタイプ」なのでしょうか?(笑)
OMさんのようなタイプは、思考もゆっくりめになりがち。次々にアイデアを出したり行動を興したりは得意ではありません。
逆に、裏方のようなアクションのほうが得意です。消耗品の減り具合を誰に言われることなく確認して、補充して置いたりとかお手のもの。
そんなご自身とは違う、スピード感満載の職場の雰囲気に、息苦しさを味わっていらしたようです。
セッションでは、自己認識を深めることを進めることが多いです。
何があって、何が無いのか。どんなことに喜びを感じ、不本意さを感じるのか。そこをフラットに見つめます。
セッションを通じて、OMさんが「そもそも自分は何かが欠けた存在だ」というふうに捉えていたことが見えてきました。
無意識のうちに、ご自身の欠損を何とか埋めようと頑張っていました。
それがそのまま、職場に対する印象を左右していることも繋がってきます。
まるで、競馬場にいて、本当は芝を整えたりする役割なのに、馬と一緒にスタートラインに立っているようなものでした。当然ながら馬のように走れない → また自分の欠損感を深める → さらに頑張ろうとする。
付いていけない感覚を味わうのは当然。
そんな悪循環に、さすがに心が折れかけてきたところで、僕のところにいらしたようです。
セッションを経て、ご自身のタイプと、周りの方々のタイプの違いに気づかれ、次のように決意されました。
- これまで十分に頑張ってきた自分を承認してあげることにフォーカスする。
- 退職に向けて動いてみる。
競馬場よりも、もっと自分にフィットする職場を探してみるという決断でした。
そして、その数日後に届いた報告がこちら↓↓ 事は思わぬ方向に進んでいました。
「競馬場」ではなかった
結果としては、上でご紹介した通り、今の職場に残ることになりましたが、この行動をきっかけに、職場に変化が起きたそうです。
メンバー全体に向けても、「できることを、できる範囲で」動いてくれれば、それで十分だといったアナウンスがあったそうです。自分はできてないと、自分を責めないでほしいというニュアンスも入っているようでした。
今までとは真逆とも言えるメッセージです。
ありのままの自分を大切にしようと決めたら、ありのままの自分を大切にしようと周りも言い始めた。
競馬場だと思っていた職場は、実はそんなわけではなかったことが見えてきた。そんな出来事でした。
自分が変われば周りが変わる。
ここで、僕がお伝えしたいのは、「変わる」というのは、必ずしも「今とは別のものになる」ということでありません。
既に自分自身の中にあるものの、どこを拠り所にするか。どこに立って周りを見るか。それを変えることも「変わる」なんです。
OMさんも、新たに何かを取り入れたりしたのではありません。ただ、ご自分の特徴をフラットに理解して、そこに既にあるもので日々を生きよう、そこを大切にしようと決めただけです。
変化を起こすのには、それでも十分なんですね🤗
“ARCセッション”では、そんな気づきの源泉になることを意図しています。
まとめ
自分が変われば周りが変わる。
僕のARCセッションを受けてくださったOMさんからのいただいた、その後の変化の報告をご紹介させていただきました。
「他人は変えることができない、変えることができるのは自分だけ」ということを、文字通りに体験されたOMさん。今後、どんな活躍をされるのか楽しみです。
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