葛藤したっていいじゃない

現代人の特徴なのか。それとも人類がデフォルトで持っている挙動なのか。

何が背景かは分からない。

兎角、人間って、右肩上がりに直線的に変化が起きていくとイメージしがち。直感的に。

でも現実は、そんなことは殆どなくて。

飛行機が離陸する時の軌跡みたいに、あるポイントでググッと上昇曲線を描くように変化していく場合が殆ど。

上昇曲線を描くまでの時間と、角度は、いつも違うけど。

この直感から抱いている右肩上がりの直線と、実際に描かれる直線のズレが、僕たちを葛藤に連れ込む。

とは言え、正しいのは現実に起きているほう。常に。

しかも、どこで「離陸する」タイミングが来るかなんて誰にも分からない。

これを読んだ直後かもしれないし、10年後かもしれないし、死ぬ間際かもしれないし、もしかすると……。

残念なのは、葛藤している自分を、ある種、劣ったものとして扱っちゃうことが多々起きること。

努力が足りないとか、葛藤するようじゃ価値がないとか、その内容は違えども。

ジャッジに対してジャッジしている。そこが残念。

僕もよくやる。

生きている限り、「ズレ」は経験することになる。

だから「葛藤も生じていいんだ」って思えたら、返って楽になるパラドックスが起きるはず。

まとめ

葛藤は、人間として直感的にイメージしてしまうものと、実際の現実のズレを感じているに過ぎません。だから、葛藤に葛藤するのはやめて、葛藤している自分にOKを出して接してあげる。

一番身近な他人は自分自身ですから。「人を大切にする」という価値観の「人」の範囲には、自分自身も含まれている。

そんなことについてでした。

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