“ARCセッション”と名づけた独自の個人セッションを提供しています。
- コーチングや心理カウンセリングを手法をベースにしたダイアログ(対話)
- 内面のデトックスやクリーニングをするセラピー
この2要素を掛け合わせたものです。これによって、浄化と統合を促すようにデザインしています。
このダイアログとセラピーの橋渡しを叶えてくれたのがリーディング(Reading)です。
今回は、このリーディングの誕生秘話を、ちょっと赤裸々にご紹介します。
単なる妄想程度にしか考えていなかった
実は、最初は、自分がリーディングをしていることに気づいてませんでした。
セラピーをやっている時、セラピストの僕自身は、半ば瞑想状態になります。その間は、無の境地というわけではなく、イメージが湧いてきたり、クライアントさんのエネルギー的な反応の強弱などを感じたりしています。
感じているイメージなどは、単に個人的な妄想やイマジネーションの類だと考えていたからです。
ただ、セラピーを受けていただいた後、受けてくださった方から「どうでしたか?」みたいなことを訊かれるわけです。このセラピー自体には見立ての要素は無いので、セラピストとしては特に言えることはありません。
でも、訊きたい気持ちも分かります。僕だって、セラピーを受けた後とかに、セラピストの方からの見立てを聞いてみたくなりますから。
「僕の戯言と思って聞いてください」という感じで、セラピー中に感じたことや浮かんできたことを話し始めました。それが、後のリーディングの始まりでした。
内心ハラハラしていた
「◯◯が最近は気になってますか?」
「△△って言われて、思い当たることありますか?」
みたいにお伝えし始めました。
表情は平然を装いましたが、内心ハラハラです。
その内容がセラピー前に伺っていた内容とは脈絡がない事柄だったり、「これは相手の方には批判的に聞こえるんじゃないか」と思えるものばかりだったからです。今だから言えますが、「どうせ、失いものも無いし」といった心境でした。
でも、どういうわけか相手の方は僕の話を聞いてハッとした表情をされて、「実は……」と語り始める方や、中には涙を流し始める方も出てきたわけです。
泣きたかったのは僕のほうなんですけど……笑
僕にとっては、まさかの連続。それも、「まさか、これに価値を感じてもらえるとは」という、まさかでした。
セラピーとダイアログを融合させる
ただ、ここから先は、ダイアログ(コーチングや心理カウンセリング)の領域に入ってきます。
僕としても、セラピーの限界と、ダイアログの時間が、そこを補うことにつながることは、前々から実感として抱いていました。「まさか」の体験が積み重なるに従って、自然と考えが変わっていきました。
あれは僕の単なる妄想などではなく、受けてくださった方にとって価値があるものならば、ちゃんとこれを活かせる状況をセッティングしなければ。
そんなわけで、何か特別なトレーニングを受けたりではなく、現場の中で、これは効果的なのだなというところから生まれたのが、このリーディングであり、ARC個人セッションの形なのです。
まとめ
僕が独自に提供させていただいている個人セッション“ARCセッション”。その中でも、縁の下の力持ち的にセッションの場を豊かにしてくれているリーディング。その生い立ちをご紹介しました。
「これは、一つのセッションの形にまとめてほしい」
そう、背中を押してくれた友人がいます。その友人の存在も、大きな力を僕に与えてくれました。この場で感謝の気持ちを贈ります。
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