自分にとって心の師と仰いでいる方の個人セッションを受けてきました。
自分への誕生日プレゼント的な感覚で申し込みました。そこで師からいただいた賜物を記録しておきたいと思います。
スピリチュアルな誕生日
僕の誕生日は10月23日です。
その一方で、人生の節目が起こり易い日というのがあります。
その日は9月17日。
この日はスピリチュアルな誕生日だと思っています。そんな自分への「誕生日」プレゼントとして、自分にプレゼントしたのは、人生哲学の師との個人セッション。
しかも1日に2つ。奮発しました(笑)
一番長い付き合いの師と、一番最近からの師と。
新旧が織り混ざりながらも、そこで僕が受け取った内容は、それぞれが深い所で繋がっていて、補い合う、それはそれは美しいものでした。
自分を取り戻す
一番長い付き合いの師は、もう20年以上に亘ってお付き合いをさせていただいている浅野信(まこと)さん。
さすがに20年の付き合いともなりますから、言葉の上で斬新な内容はありません。むしろ懐かしさすら。
ただ、その言葉云々ではなく、そこに湧き上がっている(或いは、舞い降りてきている)エネルギーが素晴らしかった。静かながらも、すさまじかった。
グイグイと背中を押される感じ。
いつ見ても、その完全に自分が無いサマには圧倒されます。コーチングを始めてから、尚のこと感じます。
時間がきても、「えっ、もう終わっちゃうの?
まだ受け取りきれてないよ〜!」って感じでした。
「言葉の上では」などと書きましたが、一つビックリしたことがあります。
どうしたらもっとコーチングが上手くなるか。
どうしたら、もっと深いコーチングができるかを尋ねた時の応えです。
- 自分を取り戻すこと
- 自分らしくあること
完全に意表を突かれました。スキル的なことを言われることを想定していました。恥ずかしながら。
でも、スゴーく納得。
今回のセッションの中で、一貫して伝えられたのが、自分を取り戻すこと。
世の中の全員が本当の自分を取り戻した時、本当の平和が訪れること。
皆、元々から違っている。だから全員が自分を取り戻せば、そこでは、競り合うことは必要なくなると。
だから、一番の貢献は本当の自分であることなのだと受け取りました。
それは、コーチングの業を行う上でも同じだよと。
宇宙の次元と地上の次元
午後は、今度は一番付き合いの短い師とのセッションでした。
でも、この方、職業は美容師なんです。
起きていることとしては、カットの予約をして髪を切りに行っただけ。でも、そこで繰り広げられる会話は、もう異次元。
そこで、先ほどのアドバイスに、図らずも深みが加わりました。
こちらは、付き合いが短いだけあって、その言葉は僕にとって斬新なものが多いです。
ここでは、自分で整理する意味でも、言語化を試みてみたいと思います。
「地上の次元」と「宇宙の次元」の対比をベースに対話は進みました。
話題のきっかけは、僕の不安症についてでした。
僕は性格的に、不安を感じやすいのですが、一生それと付き合っていくのだと思いますと、最近の体験から話しました。
その時に帰ってきたのは、
地上には空気抵抗があり、重力がある。
だから「流れに乗る」とか「積み上げる」というモデルが有効。陰と陽がある世界。
でも、宇宙空間に出れば空気抵抗も重力も無い。陰も陽もない。
例え地上の次元で役立ったモデルであっても、宇宙の次元に行ってしまえば、もはや意味をなさなくなる。
でも、逆は可能だと。宇宙のほうが地上よりも大きいわけだから、宇宙でも使えるモデルを地上のレベルにブレイクダウンすれれば、それは、地上の次元のモデルに壊されることは不可能で、持続可能なものである。
宇宙の次元には不安はなく、ただ、「光」と呼べるような安心感があるだけ。
光がプリズムを通って何色かに分かれる。その光の一つの色を取り上げて、「不安だ」と言ったり「幸せだ」と言ったりしている。
これが地上の次元の会話。プリズムを通過した後の世界。陰陽がある世界。
プリズムを通る前の光は、その全ての要素を含んでいて、同時にプリズムを通った後の光の総和よりも大きなもの。そこから起きるのが宇宙の次元の会話。本当の自分もそこにある。
地上の次元には思考があるが、宇宙の次元まで上がると思考は存在しない。
だから感じるしかないよと。
まとめ、そして改めて浮き彫りになる原点
ここまで読んでいただいて、伝わったかどうか怪しいところですが、この2つのセッションで語られたことが僕の中で有機的に繋がりました。
ポイントは
- 「自分らしさ」「本当の自分」を取り戻すこと。
- 「自分」の基準を「宇宙の次元」に設定すること。
これが縦糸と横糸のように絡み合います。
ここで傍と気づかされます。
それは、僕がコーチングを始めた頃に作った名刺のデザインのことです。プリズムを通じて7色の光が射し込んでくるサマをデザインしたものでした。
今回の学びを経て、このデザインが、新たな意味を持ち始めているのを感じています。
この名刺(右の画像)は傾聴庵の土肥昌子さんのセッションで作りました。
この方は、デザイナーでありカウンセラーでもあることから、その依頼者の奥深いところとの繋がりを作りながら、自分の名刺のデザインを決めていくというユニークなセッションを提供してくれています。
こうして、時を経て同じデザインなのに中身が生まれ変わる。
これは、深いところと繋がったからこそ起こせることです。ご自分で何かを
為したい方は、是非、作ってみてください。
各種リンク
▼浅野信師のホームページです。
▼名刺作りのご案内ページです。
まとめ
二人の心の師匠から学ばせていただいた内容を、備忘的に綴りました。
それは徹底的に自分を取り戻すことを示唆してくれるものでした。
これは、僕自身への課題であると同時に、ご縁のある方に果たす役割でもあると感じています。
ちなみに、このお二人の師には接点はないです。でも、内容が補完し合う関係になる。ホント、この世は不思議です。
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