「どうせやるなら、失敗したくない」
私たちは、そんなふうに考えて、願いや望み、夢を、少し遠くに見据えがちなところがあります。
ところが、実際に蓋を開けてみると、思いの外、簡単に手に入ってしまった、上手くいってしまった。なんてことも多いものです。
僕にとって、時間や場所に縛られずに生きることが、それに当たります。
過去の失敗
ちょっと僕の過去の失敗談に、ちょっとお付き合いください。
これを書いている今、45歳なのですが、この3〜4年で時間や場所に縛られずに生きるようになりました。30代の半ば頃から、そんなふうに生きていきたいと考えるようにはなってました。当時の想定とは違った形ではあったけど、今はその夢が叶っています。
30代当時の僕が考えていたのは、それができるだけの資金源を、まずは整えること。資金を揃えた上で、望む方向にシフトしよう。だから、今は我慢だ。そんなふうに考えていました。
ところが、残念なことに、思うように資金は貯められなかったのです。
そんな中、2016年の秋に、僕の中で大きな意識改革が起こり、気がついたら、僕は大きく人生の舵を切っていました。
以前、考えていたような資金的な準備が整っていないにもかかわらず。
それから4年ほどが経ちました。
蓋を開けてみると、それなりに生きていくことができています。
収入減でも豊かさを味わう日々
収入面では心許ない状況は、恥ずかしながら今でも続いています。
それでも、今のほうが以前よりずっと生きやすいし、むしろ今のほうが贅沢な暮らしができている感じすらします。支出自体は、以前の半分くらいになっているにも関わらず。
それは、好きなことしかやっていないから。
やりたくないこと、苦手なことをすることは、どんどん減っているから。
その純度を上げることしかやっていないから。
好きなことしかやっていないほうが、結局は、豊かになっていくだろう。
そういう仮説を立てて、ここまで来ていますが、間違っていないなぁというのが、今のところの感触です。
資金が貯められなかった原因
僕の場合、十分な資金が貯められなかった原因は、大きく二つありました。
細かく見れば、他にもありそうですが、主だったところを分析してみました。
ストレス解消に浪費してしまう
まずは、ストレスです。
会社勤めをしていると、時間的に、自分の好きなことをガマンせざるを得ません。それが、結局はヒズミとなります。当時の職場環境が自分に合ってなかったことも、そこに重なっていました。
そのヒズミを解消するために、お金がかかってしまいました。
僕の場合、甘いものやカフェインに走りがち。
また、そんな状況なので、自分が好きなことを見出すこともできず、セミナージプシーのようになって、学べども実りの少ないという悪循環も起こしていました。大枚を叩いた割には。
お金を稼ぐ意識が低かった
もう一つは、僕自身がお金を稼ぐことに力が入れられなかったという要素もあります。
お金を稼ぐことに、喜びも価値も感じられなかったのです。
その上、会社組織で出世していくことにも価値を感じられなかったのも重なります。
今だからわかりますが、そんな状況では、十分な収入に繋がるということは難しいものです。
まずは行動してしまおう!
そんなわけで、社会的に非常に頼りない、心許ない存在。それが僕なのです。
そんな僕でも、ここまでこれました。
であれば、僕以外の方でも可能性は十分あります!!
まとめ
大した準備も整えずに、好きな生き方に足を踏み入れたら、何とかなるものだと分かったということについて書きました。
もちろん、安易に今のお仕事なりを手放すことを勧めるわけではありません。
でも、こういう生き方もアリですよと言いたい。少なくとも、自分の望む方向を見つけて、とりあえずな感じで、そちらに向けて歩を進めてみるのはどうでしょうか、というメッセージを発していく役割が僕にはあると考えています。
好きなことに集中する人にとって、サスティナブルな状況を与えてくれるのが、この世界です。
悩んでいる方がいらしたら、一緒に話しましょう。
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