ニュースに対して、ネット上であれこれ炎上することがありますよね。
これ、日本人特有の炎上のパターンがあるように感じます。
その中の一つについて考察してみました。
行動したという事実が見落とされている
僕が感じるパターンの一つ。
行動して失敗した人を批判する。
確かに、安易に行動して、場合によっては命を落とすことだって有り得ます。
先日、富士山の登山中に動画を撮りながら遭難して命を落としたなんてニュースもありました。
その一方で、行動したという事実は、(結果云々はさて置きとして)一定の評価はされて然るべきです。
少なくとも、行動しないよりはマシであると。
多くの場合において、そのことが見落とされたままに批判が起きてしまう。これが残念だと思います。
この空気感のために、行動を起こせずにいる人がどれだけ出ていることか。
炎上を避けようとする悪魔のささやき
厄介なのは、このパターンは他人事ではないということです。
よく「悪魔のささやき」なんて言い方があります。
私たちが何か行動を起こそうとした時に、
そんなことをしても上手くいかないよ
やるだけ無駄だよ
みたいな心の声が耳元で囁きます。これは、炎上を恐れて何もしないのと同じことが起きています。
自作自演で、炎上を恐れて、行動を止めてしまうなんてことが起きているわけです。
ちなみに、コーチングのセッションでは、この悪魔のささやきを客体化することができます。
何事も、癖を直すための最初のステップは、その癖を自覚すること。
悪魔のささやきも同じです。その「声」の存在に気づくこと。
そこから客体化のプロセスが始まり、悪魔のささやきの影響から離れて、自由になっていくことができます。
まとめ
日本特有の炎上のパターンと、その影響か、内面で起きる悪魔のささやきについて書きました。
最後にジョン・レノンがこんな言葉を残しているのでご紹介します。
人の言うことは気にするな。
「こうすれば、ああ言われるだろう…」
こんなくだらない感情のせいで、どれだけ多くの人が、やりたいこともできずに死んでいくのだろう…
ささやきの声に気づいていく程に自由になり、生きるのが楽になっていくんですよね〜。
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