オンラインシェアハウスが、今年の8月から始まった。メンバーは、ジャンルは異なれど、全員がフリーランスなのもあり、先日の集まりでマーケティングの話しになった。
ここで「丸裸マーケティング」という言葉が生まれ、じわりじわりと染み込んできてます。
しかも、ビジネスに限らない場面でも、力になってきているという相乗効果。
出来不出来を全て曝け出してしまう
ある方のマーケティング論をSNSで拝見し、こんなふうにビジネスが広がっていったらいいなぁ、とメンバーに共有したのが事の始まりでした。
少しは自分もそれができている感じがするよ
もっとその方向で進みたいね
そんな反応をもらい、それならと、対話をしながら深めていくことにしました。
きっかけになったマーケティング論を、僕の理解でザックリと説明すると、
一般的なマーケティングの手法は特に使っていないのに、「何故か仕事が巡ってくる」という状態になること
要は「こんな私ですが、よかったら使ってくれ」という姿勢だということでした。
しっくりくる形を模索する
対話は、その方が(仮に)名付けている「◯◯マーケティング」の◯◯の言い回しがしっくり来ないなぁ、というところからでした。
「自分の100%以上になる感じ?」
「それって疲弊しちゃいそう…」
「純度を上げる感じ?」
「純度って自ずと担保される類のものじゃ…」
やばい、グルグルし始めた。
ちょっとこのテーマを扱うのは無理があったか。それに、僕も若干飽きてきたし…
でも、段々と、メンバーが共通して持っているイメージの断片が見えてき始めている。
そして、ついにその瞬間が訪れる。
そもそも、「マーケティング」っていう武器を持たない感じがする
“丸裸”か!
突然訪れる、全員で肚落ちした時、特有の言葉では表せない着地感が場を支配する。
同時に、ここまでの対話の中で置かれてきた数々の点が線に変わっていく。
ザックリとしては、こんな流れだった。
ああ、ジョブスさん、この言葉を紡いでくれて有り難う!!(うっとり)
丸裸マーケティングとは
線に繋がっていったのは、こんな感じだ。
自分の長所も短所も、有りの儘で晒け出すことが、そのままビジネスの発展に繋がっていくねというもの。
自分のコアとどれだけ繋がり、カッコよく見せたいというエゴからくる要請から、どれだけ自由でいられるか。
手法化された、外から持ってくる武器を扱うのではなく、逆にある意味で徒手空拳な感じでもある。
その無防備な姿で人前に出るような進め方。
それが丸裸マーケティング。
「丸裸」でいるために
興味深かったのが、丸裸でいるために、一見すると矛盾する要素も、同時に見えてきたことです。
次の両者が矛盾無くある状態というか、車両の両輪というか、相応しい喩えはまだ定まらないけど。
ともあれ、そういう類の状態が理想だという仮説は成り立っています。
そのまんま
一つは、丸裸であるために、そのまんまでいること。
むしろ、不純物を取り除いていくっていう方向性を持つくらいのほうが健全かも。
不純物のヒントは違和感。
新しい世界へ踏み出す
もう一つは、丸裸でいるために、時に、新しい領域に踏み出す必要がある。
僕は脱皮をイメージしています。
殻をパキッと破って、下から出てくるのは、たいてい、見た目は前と、ほぼ同じ姿。
でも、確実に何かが一新されている。
脱皮をした直後の殻は、まだ柔らかくて、十分に自分を守ってはくれない。でも、そのプロセスを経なければ、一新された状態に辿り着くことはできないわけです。
対話を終えての変化
この対話を終えて数日。
日に日に、僕の中で何かが動き出しているのを感じています。
今の時点で言える変化。
一つは、僕の中で脱皮のタイミングを迎えている感触を自覚していること。
対話を共にしたメンバーは、皆、お互いに「もう丸裸なメンバーが集まってるよね」という意見では一致しています。
でも、もっと丸裸になれる。なりたい! そんな内なる声を感じているんです。
もう一つは、変なネーミングになるけど、「丸裸センサー」が身に付いたこと笑
例えば、YouTuberさんの動画を観ていると、やはり売れっ子の方は、丸裸度が高いのが見て取れます。
何か、輪郭がハッキリして見えるというか。
別に誰かをジャッジするためのものではなく、自分自身の丸裸度合いを上げる意味で参考にさせてもらうことにします。
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まとめ
オンラインシェアハウスでの対話を通じて出てきた「丸裸マーケティング」という視点について書きました。
結果として、これは、このグループの約束というか、共通した目標のようなものになったとも感じています。
それぞれが丸裸になることを支援する、みたいな。
って言葉にすると滑稽やな。
あ、お分かりのこととは思いますが、コレって「正解」なマーケティングとは言えません。
取り扱いは、ご自分の響きに従ってくださいね。
コメント
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