玉ねぎも人間も同じ|順調に大きくなることが良いこととは限らない〜阿蘇滞在記

玉ねぎの苗を植え替える作業をしました。

玉ねぎの存在一つにも、私たち人間に通じるものがありました笑

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大きければ良いわけではない

9月頃に種を蒔いて、10〜15cm程に芽が伸びてきたので、それをもっと広い所へ植え替える作業でした。

見ていると、同じ時期に種を蒔いた筈なのに、まだまだ細くて貧弱な見た目の苗もあれば、立派に育っているなぁと感じる苗とがありました。意外と個体差が大きいんです。

こんな小さいのを植え替えて大丈夫なんですか?

と思わず聞いてしまったところ、その返事は、とても興味深いものでした。

今の段階では小さいくらいのほうが、ちゃんと玉ねぎになるんですよ。

逆に今の段階で大きく育っていると、薹が立ってしまって、ちゃんと玉ねぎに育たない。

でもね、植え替えた後の天候が悪かったりすると、逆に大きい苗のほうがちゃんと育つんです。だから状況次第

でも、この季節は天気が安定しているから、大きい苗は難しいかもね〜。

なんかこれ、人間の可能性と似ているなぁと思いました。

例えば、仕事の場面で、最初は頼りない感じだったとしても、然るべき時間をかければ、ちゃんと育つということ。むしろ
新しいことに入った時に、最初から簡単にできてしまうと、結局は続かないというのとも似ています。

その一方で、厳しい状況に置かれると、やはり最初に弱々しい感じだと、なかなか難しい。

さて、数ヶ月後、ちゃんと玉ねぎになるのは、どちらでしょうね。

まとめ

玉ねぎの定植作業をしながら、人間も玉ねぎも、同じだなぁと感じたことを書きました。

フラクタルな関係とも言えますね。どんな状況であっても、背後にある法則のようなものは一つなんだなぁと、改めて感じます。

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