いよいよ、2022年の残り時間も数えるほどになりました。
年末恒例とも言える、今年の振り返りをしました。ただ振り返るのも面白くないので、こちらの記事の手法を使わせていただきました。この記事の内容も、この手法をベースに綴ります。
今年を振り返る
横軸に12ヵ月分の目盛りを取り、縦軸にその月の状態(モチベーション・健康など)をとって線を描きます。
数ヶ月単位で、その期間の「テーマ」と言えるワードを書き入れていきます。
上の画像は、「今年を振り返る」ワークで描いたものです。描いてみて、次のような問いに向き合いました。
- 今年はどんな一年だった?
- 今年の体験や学びから、来年に持っていきたいものはなに?
- 今年の体験や学びから、来年は手放していたいものはなに?
事業活動としては、残念ながら今年はふるいませんませんでした。この数年で取り組んできた事業のいくつかの手が離れ、それに代わるものが育たなかったことが背景にあります。
一方で、内面的には大きな節目になったということを感じているということになります。
振り返れば、2016年の終盤から変容を体験し、翌年の脱サラすることになりました。それが今に至るのですが、その頃に味わったインパクトに匹敵する1年でした。
それで良かったのか!
今年を一言で振り返るとすれば、「それで良かったのか!」って言葉が当てはまる気がします。僕個人の憲法、特に第9条のようなものが、定まったというか。
内面的なこともあり、抽象度は高めになりますが、少し噛み砕いてみますね。
僕の中で、「こういうのが美しい」という概念があります。見た目の美醜とかではなく、良心とか人間観に通じるものです。
こんなふうに言われると不思議に思う方もいるかもしれませんが、自分の中にある、そういった「美しさ」は、「この社会では受け入れられない」ものと見えていました。長くなるので、具体的な事例を挙げることまではしませんが、子供の頃の体験とかが尾を引いていたのかもしれません。
そういう信念を抱いていると、基本的には自分の意見は出し控えるようになります。
ところが、それを出しても良かったのか! と自分に許可を出すきっかけになる言葉に、今年は幾度となく出会いました。
▼これらの動画には、そのきっかけの要素が詰まっています。
これらの動画についても、詳しく扱えたらと思いますが、またの機会に!
そのことが積み重なる中で、僕が「こういうことが大切じゃないか」と考えることを積極的に発信できるようになっていくわけです。ハタから見ると、「突き抜けた」とか「自信がついた」といったように映るかもしれませんね。
1年前の振り返り記事では、「“孤独を感じる”ことが(それまでの)人生の目的だった」といったことを綴っています。そこを通り抜けたことが、次の人生の目的とも言えるものに変貌していくのを感じられました。
▼1年前の振り返り記事です。
こういった流れに気付けるのが、ブログを綴る醍醐味です。
意識システム・デザイナーとして
前項で触れた変化を経て、自分の肩書きを「意識システム・デザイナー」と定めることになりました。
ちょっと意味不明な感じですよね(笑)
私たちの身体が、内臓諸器官や手足、神経系など、様々な機構の集合体(システム)を形成しています。そのように、私たちが意識と呼んでいるものも、様々な要素が集まって、一つのシステムを形成していると考えています。
「私たち意識が世界を創る」という観点のもと、意識のあり方をととのえたり、意識のアップデートを図る。PCを動かすOSを、状況に応じて必要に応じてアップデートするように。そのプロセスを促し、地球の環境を回復させたい。
現時点では、このような想いを「意識システム・デザイナー」という言葉に込めています。
これまでは個人セッションの提供を活動の主体にしてきました。ここにきて、チームやカップルなど、複数人で形成される組織体に対しても、何かしらの貢献をしたいと感じるように変化してきています。最も身近な他人である自分と、そして自分と関わる人と人との関係性を、暖かな繋がりにしたい。
「意識システム・デザイナー」という言葉ができて、そんなイメージを抱くようになりました。
手放したいもの
ここまで述べてきたところへ至るまでには、遡れば2020年くらいから始まったプロセスのように、僕には感じられています。
その過程では、心身の状態が不安定な期間がありました。年齢的なものもあったかもしれませんけど。
不調になると、そこに不安が襲ってくるもの。様々な場面で、不安を強烈に感じてきました。とはいえ、不調なのだから致し方ないところはあります。
振り返ってみれば、僕は自分の感情を、できるだけ感じないようにと、目を背けるような癖がありました。だから、余計に不安を感じることにシンドさがありました。
この自分の感情に対して不感症になることは、もう手放していきたいものとして挙げられます。
今年を描く
「来年」をイメージしながら、思い浮かぶままに絵を描いていきます。
上の画像は、「今年を描く」ワークで描いたものです。描いてみて、次のような問いに向き合いました。
- その絵が意味するのはどんなこと?
- そうなると嬉しいのはどんなこと?
- あなたはその絵の物語の中ではどんな役割を果たしている? どんな風に動いて、どんなことを考えている?
この問いをと、描かれた絵を味わいながら、湧き上がってきたものを次の項目でみていきます。
自分のビジョンを再確認
「美しさ」、「輝き」という僕の中にある人間観は、変わらない土台としてある。
一方で、現象/現実としては山あり谷ありかもしれない。でも、その中から「美しさ」を見出し、そこから前進する力を得ていく。
もう一つ感じることは、人と人との暖かなつながり、組織と組織の暖かなつながりを創造すること、ということも浮かんできます。
例え不足があるように見えたとしても、あるがままで互いに関わり合い、助け合い、満たし合うことができる。そういう観点をビジョンとして再確認しました。
来年を振り返る
最後に、今年が終わって、またこのワークショップをやっている場面で、あなたが「今年、最高だったよ!!!」って言っている場面をイメージしてみましょう。
時間的な制約もあり、ここは十分にはできていないのですが、出てきた範囲で書いてみます。
秩父移住
2015年頃から、地方への移住をしたいと考えてきました。目的は半自給自足のライフスタイルにシフトすることです。
一度は奥多摩に移住しましたが、僕が思い描く半自給自足には向かない地域でした。地域としては大好きなのですが。
特に、今年の後半から、本格的に次の候補地を探す旅を重ねてきたのですが、その候補地として、秩父が浮上しました。まだ家が見つかっていないので、2023年中に「これだ!」と思える物件に出会っていること。
▼移住後に取り組みたいことを綴った記事
売上◯◯達成
この数字は、世間一般的には普通の数字ですが、個人事業主になってからの僕にとっては、それなりの金額になります。大きな目標を立てるのも良いかもしれませんが、現実味があるほうが心地よいので、この数字にしました。
ただ、最終的には、経済活動は必要最小限で、「ただ生きる」ことをしていきたいという願いもあります。そのプロセスとしては、この数字で十分とも言えます。
あるがままで満たし合う
ここまでお読みいただいていれば、特段の説明も不要かもしれません。
一人ひとりが、あるがままでいる。それなのに互いに満たし合える。そんな場面に、一つでも多く出会っていけたら最高です。
まとめ
最後までお読みくださり、有り難うございました。2022年を振り返るワークをしたので、その内容をまとめました。
実感としても、ずっと抱いていましたが、振り返ることで、改めて、今年のインパクトの大きさを感じさせてもらえました。
しいたけ.占いの2023年上半期版によると、2023年は「楽しいです」だそうです。2022年は、いってみれば根を張る期間。そこから、いよいよ芽吹けるかもしれない。そんな予感を感じさせてもらえる振り返りでした。
「意識システム・デザイナー」という土台ができたので、この上でどんなことができるか、楽しみです!
2023年も、よろしくお願いします!
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