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“おこがましい”ことは“やりたい”こと〜ダメで元々くらいの気持ちで、小さくてもいいから始めてみよう!

「私、心がボロボロなんです……」

知り合いのお宅でテーブルを囲む4人。

細かい経緯は端折りますが、ある意味でたまたま居合わせたような形で揃った4人でした。その中のお一人、Xさんが、ご自身の辛い心の内を吐露をし始めたのでした。

Xさんと向かい合わせに座る僕とAさん。溜まってた鬱憤を吐き出すように、訥々と重たいエネルギーを吐き出し続けます。僕は、コーチングやカウンセリングの仕事をしています。これまで、数百人のクライアントさんと向き合わせてもらってきてますから、ある意味では慣れてます。ただ、気がかりだったのが隣に座るAさん。こう言っては失礼ですが、普通の主婦をされているからです。しかも、僕もAさんも、Xさんとは初対面です。

ちょっとAさんに、こういう話題は荷が重いんではないかな……?

内心、そんな心配をする僕をよそに、Aさんは見事にSさんの話を受け止め始めたのです。その在り方は、カウンセラーのような「聴く」ことを仕事にしている人のようで、内心、舌を巻きました。

今回は、「おこがましい」と思っていることは、実は「やりたい」と思っていること。そんな内容についてお伝えします。

まずは先程のシーンの続きから始めたいと思います。

目次

聴くのスイッチ

冒頭のシーンが、ひとしきり落ち着いた後。

Sさんが先にお帰りになったりで、僕とAさんの二人で話せるタイミングができました。先程の驚きを抱きつつ、僕はこう切り出しました。

てっつー「さっきの場面に偶々居合わせた出来事が、Aさんに対するメッセージだとしたら。その意味って、どんなものだと思います?」

Aさん「う〜ん……私の家族は、みんな聴くほうが得意なタイプなんです」

て「なるほど、道理で! さっきのXさんの話を聴く姿は、プロのそれでしたよ。ちゃんと『聴く』ための切り替えスイッチを持っているのが横で見ていてわかりました」

A「そういうの持ってるんですか、私?」

て「はい! というか、無自覚だったんですね?!」

逆に驚く僕。

A「そういえば、大学で心理学を専攻しているウチの子から、『お母さんはカウンセラーに向いているよ』って言われたことがあるんです」

て「それを聞いて、どう思ったんですか?」

A「『そんなの、おこがましいよ!』って。その場も、それで話は終わりましたし」

て「僕は、コーチングの仕事をしているじゃないですか。コーチングの現場では『“おこがましい”は“そんな自分になりたい”って意味だ』って言うんですよ」(笑)

A「えぇっ?!」

て(笑笑)

そんな自分になりたい

ちょっと考えてみていただきたいのです。

「おこがましい」は、心の奥底で「そんな自分になりたい」と願っていることに対して、自分でストップをかけている時に出てくる言葉です。

私たちが、人から何かアドバイスをされたりした時。「おこがましい」って反応を返す時もあれば、「ちょっ、ナニ言ってるか分かんない」みたいな反応になることもありますよね。ここでのポイントは感情の動きがあるか無いかです

「おこがましい」は何かしら感情が動いているのが分かるでしょうか。一方で「ナニ言ってるか分かんない」には、感情の動きがありません。

例えば、人に何かを言われて怒り出す時。それは、本音を突かれたから。感情が動く時って、何かしら本音から目を逸らさせようとしている無意識の働きが起きていることが多々あります

「おこがましい」も、やはり何かしらの本音から目を逸らさせようという心の動きから出てくる言葉です。

もう、お分かりですよね。「本当はそうなりたい」という本音から目を逸らせようという動きです。人間て、ある意味で不思議なもので、本当にやりたいことをやろうとすると、恐怖などが湧いてくるのです。その恐怖を味わいたくないので、「おこがましい」といった言葉で目を逸らせるのです。

この、恐怖が湧いてくるって話題だけでも長い文章になりそうです……笑

「おこがましい」はチャンス

「おこがましい」が出た時はチャンスなんです! 本音に触れることができた瞬間と言えますから。

ただ、本音の望んでいるところと、誰よりも理解している自分の現状に、あまりに大きな開きがあると感じているだけなのです。

「実現できなかったら、自分がもっと傷ついちゃう」

「それなら現状に留まるほうがマシ。これはこれで悪くないから」

こういったことを一瞬で考えているだけです。

そりゃそうでしょう。全く準備をしていない自分がいるのを知っています。一方で、思い描く理想像は果てしなく高い。その差を埋めようとするなんて、どうやったらいいのか想像すらつきません。そんなのムリ! そう思っちゃうのも当然でしょう。

何事も現状から始めれば良いだけです。

Aさんの例を引き合いに出すと、プロのカウンセラーやコーチになる必要は必ずしも無いかもしれません。もちろん、プロになるのも大歓迎ですが、大切なのは「お役目を果たす」ことだと僕は考えています。心の奥底で願っていることができるかどうかと、プロであるかどうかは実は関係ありません。

例えば、昔、地域には、そういう役目を果たしているお婆さんとかがいたものです。立場は主婦だけど、地域の人が何かと話を聴いてもらいに集まってくる。そんな存在です。

今までは、そういう自分になることを、どこかで避けていたから、話を聴いて欲しいと求められてこなかっただけかもしれません。或いは自分が、そういう役目を既に果たしていることに気づいてなかっただけかもしれません。

まずは、そういう存在になることを自分に許可してあげるだけで十分かもしれません。それだけで見えてくるものが違ってきますから。「子どもがほしい」と考えるようになったら、やたらと妊婦さんが目に付くようになった、みたいなものです。

そして、意識的に、その方向で行動してみる。こんなの意味が無いよって思えるくらい小さいことで良いですし、もしかしたら、それが一番のコツかもしれません。

仮に上手くいかなくても、現状にもそれなりに満足しているわけですから、失うものはありません。

まとめ

「おこがましい」は「本当は、そうなりたい」の意味である、ということについてでした。

自分のど真ん中を生きる。僕は、そうやって、できるだけ深いところにある本音に従って生きることが、自分らしく生きることに繋がると考えています。「おこがましい」と思えるものに出会ったら、是非、今回の内容を思い出していただけたら嬉しいです。

そして、できたら「とりあえず、やってみる」というくらいの軽い気持ちで、できるところから少しずつ実践してみていただけたらと願っています。仮に失敗したって、学びのほうが大きい=人生を豊かにしてくれる経験になりますよ!!

ちなみに、Aさんのような「聴くお役目」について思うところがありまして。

現代は、ただ話を聴いて、ただ受け止められる人が圧倒的に少ないと感じています。でも、誰かに、ただ受け止めてもらえるって、すごく豊かな体験になるんですよね。ただ、こういうところって、一見すると日の当たらない、評価されづらいところがあります。でも、その価値はすごく高いと考えています。

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