大切な人に愛を伝えたい。
逆に、愛を伝えられたい。
「愛を伝える」と一言で言っても、その表現方法は実に様々。
プレゼントする。言葉で伝える。ハグをする。etc
その違いをパターン化して大きく分けると、5つに分類することができます。
このように、いくつかのパターンがあることを知ることで、より良い、豊かな人間関係を築いていくヒントを得られます。
特にパートナーや家族との関係に役立ちますよ。
5つのパターンをご紹介
まずは、5つの言語パターンをご紹介します。
- 物をあげる
- 一緒の時間を過ごす
- 手伝う
- 言葉で伝える
- 触れる
例えば愛する人や大切な人から、上記の5つの中で、どれをしてもらえると「愛されているな」「大切にされてるな」と感じますか?
って、ここで気づいた方もいらっしゃるかも。
「どれも、大なり小なり当てはまるぞ」と。
そうです。単に濃淡があるだけで、実際は、どれをしてもらっても、愛されていると感じられる。
例えば、何か物をもらうのが一番嬉しいけど、言葉で伝えてもらえるのも結構嬉しいみたいに。
その意味で、この5つの中で、どれか一つになるわけではなく、個人によって濃淡があるのです。
貼り付けたグラフのようなものですね。
(このグラフは僕のパターンではありませんよ、念のため笑)
ここからがポイントです。
私たちは、自分と同じ感覚を相手も持っていると想定しがちなところがあること。
だから、自分がやってもらうと嬉しいことを、無意識に相手にしてしまう傾向があるわけです。
裏を返せば、受け取る側も、自分の優位なパターンを受け取った時に、もっとも「愛されている」と感じられることになります。
そのパターンが最初から一致している相手であれば良いのですが、違っていた場合、気持ちが伝わらないですよね。
というか、単純に5分の1ですから、違っている可能性のほうが高いですよね。
とある夫婦での話ですが、ご主人が時々、奥さんに花束を買って帰ってくるのだそうです。
その度に奥さんは「有り難う!」と満面の笑みで受け取ります。
奥さんの話しを聞くと、実は花を貰っても、そんなに嬉しくないというのです。
「選んでくる花のセンスも好みじゃないし…」
ありゃま〜。
詳しく聞くと、初めて花束を買ってきた時、奥さんは大層喜んだそうです。
それ以来、ご主人のほうも花束を買ってくるようになったということ。
分析すると、ご主人のほうは、「物を贈る」タイプだったのでしょう。
だから花束そのものを喜んでくれていると思って疑ってない。
でも、奥さんのほうは、実は「物を贈る」のタイプではなかった。
どうやら、最初に花束を貰った時は、花束を選んでくれていた時間が嬉しかったんですね。
その意味では「一緒にいる」のタイプなのかなって分析できますね。
お互いに話し合ってみよう
パートナーがいらっしゃる方は、ぜひ、自分はどこが一番嬉しいと感じるのか。
そして、相手は、どこで一番嬉しいと感じるタイプなのか。
そこをシェアし合ってみてください。
ああ、そんなふうに感じるだね
えっ?! 良かれと思ってたけど、実は的外れだったのね(苦笑)
みたいなやり取りがあるのかなと、この記事を書きながら妄想してます笑
昔から「自分がやってもらって嬉しいことを人にしよう」なんてことを、よく言われます。
その通りにするのももちろん素敵です。
同時に、相手が受け取りやすい形で愛を贈るというのも、愛の形の一つですよね。
野球のキャッチボールは、相手がキャッチし易い胸元に投げるのが基本であるように。
まとめ
「愛の5つの言語」について書きました。
この濃淡ですが、関係性によっても変わってくるかもしれません。
パートナーや結婚相手ではこうだったのに、親や子ども、友人とか会社(の同僚)となると違う!みたいな感じで。
そういうのを探ってみるのも楽しいですよ。
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