あなたにとって、やりたくないことは何ですか?
好きなこと、やりたいことをやるようにしよう。そう考えることはありますが、思うように定まらない時、やりたくないことから探してみると、返って見えてくることがあります。
「やりたくない」ことの活用法を見てみましょう。
文字通りやりたくないこと
「やりたくないこと」と一言で言っても実は2種類あるのが見えてきます。
一つ目は、文字通り、やりたくないもの。
例えば僕の場合、大勢の人が集まっている場所に行くことなんかが挙げられます。
でも、やりたくないことには、実はもう一つの顔があります。
本当はやりたいこと
えっ、やりたくないは、やりたくないってことじゃないの?!
という声が聞こえてくるかもしれません。(こないか笑)
もう一つは、本当はやりたいことです。
- 人の目が気になる。
- 過去の嫌な体験(特に子供時代の体験)と結びついている。
といった背景があり、表面的には「やりたくないこと」として意識に上がってきますが、本当は我慢しているだけ。本音ではやりたいこと、というものです。
例えば僕の場合、苦手なものを苦手だって表現することがやりたくないことにありました。
リスト化してみる
やりたくないことを活用するには、まずはリスト化してみることです。
この場合の最初の目標は、できるだけたくさん挙げること。
リスト化していると、出てきた項目に対して原因や理由を考えてしまったり、何とか解決させようとしたくなりますが、そこはいったん我慢。
まずはリストアップすることに集中。
第一歩として。
リストアップしたら取り組むこと
リストアップされたら、そのリストにあることは極力やらないように自分にしてあげてください。
ただ、こういうことは、時と場合によっては、周囲との軋轢につながる場合もあります。
そのための対策としては、普段から、自分のやりたくないことリストを周囲に知らせておくことです。少しずつで良いので。
SNSやブログなどで発信されている方は、そのリストを公開してみるのも良いです。
無理にどちらかを見分ける必要はない
リストアップしたら、本当にやりたくないことなのか、それとも本当はやりたいけど我慢していることなのか。
その辺りが気になってきてしまいます。
経験からお伝えすると、そこを無理に見分ける必要は無いと考えています。
こういう点は、オーガニックな変化を大切にして、気楽に気長に取り組むのが良いようです。
リスト化するということで、まずは、それら手を付ける自由と、手を付けない自由の両方が手に入ります。
そんな中で、やりたくないことに敢えて取り組んでみたくなる時が訪れます。
或いは、何かで強制的に向き合わされるという形かもしれません。
その時がタイミングなんです!
そうなったら、是非、取り掛かってみてください。できるだけ間を置かずに。
次第に見分けられるようになる
「オーガニックに、タイミングがきたらやってみる」を繰り返していると、次第にどちらなのかが、何となく見えてきます。
それは、体感覚としての場合が殆どの筈です。体が教えてくれるというか。
具体的には、ミゾオチの辺りを重く感じたり、体が縮まった感じがするとか、人によって表現は違ってくると思いますので、そのあたりも観察してみると面白いでしょう。
分かるようになってきたら、それをどう扱うかも自然と見えてくるんです。
まとめ
やりたくないことには、本当は2つの顔があることについて書きました。
そこから、やりたくないことの活用法に話が広がりました。
全体としては、時間をかけてじっくりと取り組むくらいのスピード感で臨んだほうが効果的かもしれません。
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