“対人支援研究会”と銘打った勉強会を実施しました。
6月1日と10日との、2回の実施をしましたが、初めての取り組みということで、モニター的に企画・実施しました。
終えてみて、良い時間だったと手応えを感じています。
そんな会の様子を振り返ります。
企画の趣旨
この企画の趣旨としては、もっとコーチング的なコミュニケーションの智慧を広めたいというのがあります。
背景には、僕のある体験があります。
数年前になりますが、とあるサイコセラピーを学んだ時のことです。基本、1対1で、言葉を使って行われるセラピーになります。
資格を取り終えたら、手始めに数人の方にサンプル・セッションを提供させていただきました。
その時に、コーチングのスキルがあって良かった! そう、つくづく思わされたことがあります。
- セッションの“場(空気感)”の作り方
- 講座の中では扱われなかったようなイレギュラーな状況に陥った時
こういう場面にぶち当たったからです。
コーチングからの経験智が無ければ、恐らく途中で頭が真っ白になったり、「自分には向かない」と早合点していたかもしれません。
これは上記のサイコセラピストだけではありません
例えばこんな方々。
- 税理士さんや社労士さんなどの士業の領域の方
- 占い師さん
- 福祉の領域の方々
- 組織で部下などに1on1を提供する立場にいる方
人と向き合うことが求められる仕事や役割である。でも、いざ相談に乗っていると負担を感じてしまう方に向けています。
必ずしも職業としてではなく、昔の「地域の相談役」みたいな存在であれば、老若男女問わずです。
もちろん、僕と同じようにコーチングやカウンセリングに取り組んでいる方々も歓迎。一緒に学びを深める場を作れたらというのがありました。
僕が何かを教えるというより、「共に学びましょう」というスタンスの場でもあります。
扱った内容
第1回は4人が、第2回はおひとりがご参加くださいました。
どちらも、特にアジェンダなどは用意せず、その場に湧き上がるものを捉えながら、その場で創っていくスタイルにしました。
- セッションの場の創り方(集合無意識の扱い方)
- アイ・メッセージで伝える
- フラットでいること/貢献しようとしないこと
- 傾聴は、自分の中にスペースを作って、そこに相手の話が入ってくるように
などといった内容を掘り下げました。
途中、プチ・セッションが始まってしまったりなど、設定した1時間半は、あっという間に過ぎていきました。
参加者からの感想
お越しくださった皆さんからは、こんな感想をいただきました。
- 自分のためにあるような場だと思った
- 幅広い話題を聞くことができてワクワクした
他にも、下のような感想をいただきました。
まとめ
トライアル的に開催した“対人支援研究会”と銘打った勉強会の開催報告でした。
スケジュールを決めた時は、「まさか、自分が、こういう場を創ることになるとは思ってなかった」と考えていましたが、終えてみれば豊かな時間でした。
僕自身、自分のリソースを活用している感を深く味わうことができ、それだけでも有意義な時間でした。
今後も、継続して企画していこうと考えています。
リクエスト開催や、「こういう形で実施できないか」というご提案も大歓迎です!!
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