改めて、今年2019年を振り返ってみました。
全体としては、この1年が何年分にも感じられる充実した年だったなと思っています。
今回は、月ごとに振り返って綴ります。
1月/新年の新しい風を感じた
今年の年明けは、1年の幕開けに相応しい雰囲気を味わい、新しい1年に希望を抱かせてもらえました。
実際、充実した年になったと思います。
今年の目標を綴っていました。我ながら笑えるのは、定性的な目標ばかりで、定量的な目標が無いこと。
これでは、目標が達成できたのかどうか、今一つ、判別しにくい。
その中でも興味深いのが、これを綴っている今、意識している目標を、年初にも書いていることです。
「成長が無かったのか」とも思いますが、当時とは全く違う深さで、このことを見れている感覚も。
これは、僕の中でも主要なテーマであり、螺旋構造を取りながら進んでいるのでしょう。
出来事として大きかったのは勤労奉仕に参加したこと。
当時の天皇陛下にお目にかかることは、叶いませんでした。残念ながら。
でも、この時の出会った人々が、今年を大きく左右してくれたと感じています。
久しぶりに読んだ『聖なる予言』も、凄いインパクトを与えてくれましたし。


2月/節目となるヴィパッサナー瞑想
2月は激震の月になりました。
ヴィパッサナー瞑想に参加したことと、それに先立ち、ブログの連続更新を617日でストップ。
恩師の一人である紅茶研究家の磯淵氏の急逝。
ヴィパッサナー瞑想の10日間は正に修行で、かなりシンドイ時間でした。
しかし、それによって得たのは、心の奥底に横たわる凝り固まったモノが解けたこと。
そして、ライスワークを手放す決意が固まりました。これは大きかった。
激震の中で、愛というものを意識し始めたタイミングでした。


3月/奥多摩移住の意味を知る
この月は、忘れられない強烈な体験がありました。
それによって、奥多摩に移住することになった目的や意図が明確になったからです。
正に点が線になる体験です。
移住に向けて動き出した頃から、本当に様々な悲喜交々がありましたが、「全ては、この為だったのか!」と、感動もひとしおでした。
その後、開発することになった、僕のオリジナルである「統合セッション」は、この体験が無ければ、日の目を見ることはありませんでした。
また、この出来事に呼応するかのように、「直観のインテリジェンス」というオンラインセミナーが始まりました。
また、Twitterを開始したのも3月です。
ちなみに、つい先日、やっとフォロワーが3桁になりました。我ながら、ノンビリです。


4月/改元前夜
4月は、令和改元の前夜ということで、新しい時代を、より良い形で迎えようという動きが、僕の周りでは盛んでした。
僕自身も、仲間と奥多摩にある御嶽神社の宿坊に泊まって滝行やドラムジャーニーをして、新しい時代のビジョンを受け取ろうというリトリート型のイベントを開催しました。
また、詳細は書きませんが、コーチングなどのメインの活動の他に、ライフワークで取り組んでいる探求があります。そちらでの深まりがありました。


5月/集合意識を実感
令和への改元のあった5月。
僕は、生来の性格的には、不安が強いタイプです。特に明確な理由が無くても不安を感じてしまいます。
この頃は、その理由の無い不安感が強く出ていました。ライスワークを手放して収入が不安定になったことが背景には大きくあったと思いますが。
5月はファミリーコンステレーションというワークに立て続けに参加することがありました。そのお陰で集合無意識の質感を体感で知ることができました。
余談ですが、「三方よし」という言葉がありますね。
この三方よしは集合無意識の世界では普通のことなんですよね。それ以外あり得ない。
現実的には、わざわざ意識する必要があるから「三方よし」という言葉が生まれているわけですが。
集合無意識の働きを活用すれば、自ずと三方よしな状況が訪れます。
5月は、多拠点生活を意図し始めた頃でもありました。
実際は多拠点というより旅が多い年になりました。毎月のように飛行機で旅をするとか、今までの僕の人生では考えられなかったことです。


6月/旅をすると現実が動く
6月は、出来事としては、あまり動きはありませんでした。
でも、前月に多拠点を意識してみて、改めて感じたのは、旅をすると、現実が動くことです。
例えば、6月は僕の今の生き方に繋がるきっかけになった榎本英剛さんの主催するワークショップのアシスタントをさせていただくことがあったのですが、その話が決まったは旅先ででした。
そういえば、直観のインテリジェンスというオンラインセミナーも旅先で決まりました。
旅を「余暇」として捉えるだけではなく、「魂の移動」の象徴として捉えると、旅が現実を動かすきっかけになることに繋がるようです。


7月/次の流れの予感
この7月で、奥多摩に移住して1周年になりましたが、この頃から、既に次の移住を意識し始めめています。
奥多摩移住前から、奥多摩は長くても2〜3年という予感はあったのですが、それよりも前倒しになった印象でした。
しかし、この時点では沖縄が候補地として挙がっていただけでした。
久しぶりにコーチと契約し、コーチングを受けることを再開しました。新しいコーチと。
富士山の麓で開催されたキッズ・リーダーシップ・キャンプというイベントにスタッフとして参加しました。
1月の勤労奉仕のご縁からのジョインでした。


8月/扉が開いた!
8月の大きな出来事は、やはり長野の小布施に旅行したことです。これを契機に大きく二つの事が起きてきました。
一つ目は、阿蘇との出会いに繋がることです。
小布施では、とある古民家に滞在したのですが、その空間での時間の流れ方に響くものがあり、この数年、後回しにしていた半農半Xのライフスタイル実現に向けての想いが再燃。
その直後に阿蘇と繋がっています。
もう一つは体調の変化。それをきっかけに、食生活を大きく見直すことになりました。
以来、続けているのが月に2回、満月と新月の日にやっている断食です。
この体調の変化には、最初はかなり戸惑いましたが、内面的な進化をもたらしてもくれました。
この頃『インテグラル理論』という本を読みました。今年読んだ本の中でも1、2を争うインパクトを与えてくれた本です。
「統合セッション」と呼んでいる僕のオリジナルの個人セッションが始まったのも、この頃です。
それと、忘れてはならないのは、ブログを今の所に引っ越しています。これも、新しい扉を象徴するような出来事だったかもしれません。


9月/油断期に入る
この頃から、今、改めて振り返ると、油断期に入っていたなと思い返しています。
7月頃から続いていた良い流れが9月中旬まで続きました。
そのことに妙に順調すぎると違和感も感じつつも、どこか浮ついていたと思います。反省です。
この頃、SNSやブログなどで、HSPに関する発信が増えました。一定の評価をいただけたことは嬉しかったです。


10月/台風直撃
10月の大きなニュースは、やはり台風19号が首都圏を直撃したこと。そして、それに伴って、我が家の断水を体験したことです。
また、奥多摩も登山道や多摩川沿いの遊歩道などが大きなダメージを受けました。
断水の体験から、ライフラインの意外な脆さを痛感し、もっと自然と調和のとれたライフスタイルに思いを致すようになりました。
また奥多摩の遊歩道などが思うように使えなくなったことも重なり、移住を更に強く意識するようになりました。
ある地域コミュニティの立ち上げに関わり始めました。今もコンサル的に関わっています。
春先から毎月開催してきた「ギフトに生きるワークショップ」の最終回がありました。これで僕の手を離れ、次の方が引き継いで、更に広がりを見せています。


11月/阿蘇滞在
11月は、何と言っても阿蘇に短期移住してきたことです。3週間も滞在させていただけたので、思い残すことの無い、充実した滞在になりました。
半農半Xやトランジション・タウン活動に基づくコミュニティ作り、地域通貨など。
また薪のある生活を目の当たりにして、そのゆったりとした時間の流れの豊かさが印象に残っています。
10月の台風からの騒動で感じた自然との調和したライフスタイルについても、その理想型の一つを目の当たりにさせてもらえましたし。
榎本英剛さんの「天職創造セミナー」でアシスタントを努めさせていただきました。
2016年の9月に、同セミナーを受けたのをきっかけに、僕の人生は大きく舵を切ることになりました。
6月に続き、彼のワークショップのアシスタントをさせていただけたのは、僕にとって掛け替えのない体験になりました。
この頃『ザ・メンタルモデル』を読み始めました。
この本も、今年、『インテグラル理論』に並んで、僕に多大なインパクトを与えてくれた本になりました。


12月/本当に欲しいものは?
これを書いている時点で、まだ12月が終わってませんし、最近のこと過ぎて、ブログにできるほど消化できていないところがあります。
その中で書けるとしたら、自分のテーマ観の変化でしょうか。
改めて、もっと自分との繋がりを強め、本当に自分が人生に欲しいものは何か?という問いに向き合い始めたことです。良い意味でエゴを持とうというか。今年の年明けに持った目標と似た質感であることも興味深いです。
その一環という意図は持っていませんでしたが、人生初の署名活動をすることになったことは、この思いに図らずもシンクロしていたと感じています。

まとめ
間も無く終わる2019年を振り返りました。
こうやって1年を俯瞰することで、今、起きてきている動きの流れを見て取ることができました。オリジナルの「統合セッション」の流れは、我ながら感ずるところが大きいです。
あと、自分のブログを読み返してみて、我ながら良いこと書いてるなぁと自画自賛したり笑
もし、最も大きな契機は?と問われるとすれば、やはり2月のヴィパッサナー瞑想への参加でしょう。
あれで流れが大きく変わりました。
というわけで、この1年も、お付き合いくださいまして、有り難うございました。これをお読みの皆さんに新しい1年が豊かさに溢れますよう祈念しつつ。
来年もよろしくお願いします!
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