昨年(2020年)から始めた梅仕事。
今年は初めて梅干し作りに挑戦することにしました。
途中、トラブルもありましたが、無事に仕上がりました。
仕上がるまでのレポートです。それでは、どうぞ!
仕込み
今年は5月28日に仕込みました。
梅は、去年もお願いした農家さんの南高梅を取り寄せました。
宮崎の農薬不使用の梅です。
▼今回はこちらのサイトを参考に仕込みました。
ちなみに、今回は赤紫蘇は使わず、白梅干しです。
何となく梅干しの紫蘇が苦手なので……
今回仕込んだ分量はこちら。
梅:2.54kg
塩:0.52kg(塩分濃度約20%)
今回は3kg弱の梅を確保していたのですが、追熟が上手くいかず、少し量が減ってしまいました。
トラブル発生!
仕込んでから1〜2週間が経過した頃。
梅酢も上がって順調に見えたプロセスに異変が起きてきます。
小さな白いものが、梅酢に浮かぶようになってきたのです。
調べると、「産膜酵母」という酵母菌の場合もあるということで、少し様子見。
しかし、それらはどんどん増殖。
明らかに白カビです。がっくり。
塩は十分にあったので、器などの消毒が不十分だったのでしょうか。
慌てて35度の焼酎を買ってきて、緊急対応です。
▼梅は取り出し、焼酎にくぐらせて消毒。
▼梅酢はコーヒーフィルターで濾します
▼土鍋で煮沸消毒します。
▼梅酢が冷めたら、再び容器に梅酢と梅を戻します。
幸い、この後、再びカビが出てくることはありませんでした。
なお、このプロセスで、念の為、塩をひと掴み追加しましたが、最初から塩分が20%あったので、恐らく器などの消毒が不十分だったのでしょう。
天日干し
7月16日。関東地方では、この日に梅雨明け。
梅は土用に干すなんて言われます。
19日から土用に入りに梅雨明けが間に合いました。
翌20日から三日三晩の天日干しです。
▼こちらの記事を参考にさせていただきました。
そうそう。干していたら、何だか夏の日差しが少し好きになれました。
この日差しがあるから、梅をしっかり干すことができて、美味しい梅干しが作れる。
そう思えば、この刺すような日差しも、少し愛おしく思えるようになるわけです。
関連記事
▼参考にさせていただいたサイト
▼去年の僕の梅仕事の記録
▼味噌作りも大切
▼松葉が注目されています
まとめ
2021年に初めて取り組んだ梅仕事として、梅干しを仕込みました。
途中のトラブルも、今となっては良い経験をさせてもらえたと思っています。
ともあれ、作り方は難しくはないとはいえ、無事に仕上がってホッとしています。
仕上がりも、皮はしっかりしていて、中身はジューシー。美味しいです!
梅干しは、来年以降も毎年仕込もうと思っています。
何年も置くことで熟成が進むというので、毎年の変化も楽しみたくて。
コメント